近年の若者世代に、細毛や軟毛化が進行しているのを知っていますか?
年々と、10代や20代の若者の髪の毛には変化が訪れています。特に髪質に関して言うと、細くてコシの無い細毛や、柔らかい髪の毛の軟毛になる人の確率が高くなっているのが現状です。
細毛というと、年を重ねることで髪や頭皮に栄養が無くなり細くなってしまう髪の毛のことで、誰にでも起こりうることですが、若くしてなってしまうのは問題ですよね。
細毛は髪全体のボリュームダウンに繋がり、軟毛化になると色々な要因で髪が弱っている証拠だと言えます。
そこで今回は、若い年代に急増している細毛の原因と改善方法について説明します!
軟毛化についてはこちら。
細毛の原因
「まだ10代・20代で若いのに、こんなに髪が細くて大丈夫なの…?」と悩んではいませんか?
細毛は加齢による栄養不足によって引き起こされますが、最近では若い人でも細毛になる人が増加しています。その一番の原因は血行不良にあります。
現代の日本人には、髪の主成分であるタンパク質が不足しています。たんぱく質が不足すると体の健康にも影響し、筋肉や筋力が鍛えられなくなってしまうのです。
これによって、体が本来必要とする栄養素を取り込まなくなり、体や髪の成長に影響を与えるわけです。
ポイント💡日本人のタンパク質不足の背景には、生活の利便性が増したことによる、外での活動の減退が関係しています。同時に、近年の子供の運動能力低下も問題視されています。
たんぱく質が不足した体は、血流に乗せて栄養素を髪へと運ばなくなり、本来太いはずの髪の毛が、栄養不足によって細くなってしまうのです。
たんぱく質や、本来体に必要な栄養素をバランス良く摂取できるのが、牛乳です。寝る前のホットミルクは、体に様々な良い影響を与えます。
血行不良になってしまう要因には、たんぱく質の不足以外にも、ストレスの蓄積や喫煙などによる血管の収縮、睡眠不足などが影響しています。
生活習慣の悪化は、細毛を生み出す大きな要因となるのです。
髪の毛は頭皮にある毛根から生えてきますが、その毛根に栄養素が足りないと細い髪が生えてきてしまう確率を高めてしまいます。
日頃から食事制限を行って、無理なダイエットを行っていませんか?体や髪のことを想うなら、必要な栄養素だけは必ず摂取しなければいけませんよ!
若者に多い栄養不足
高齢になるほど、動ける範囲や量が少なくなりますよね?
若い頃に基礎が作られた身体は、そのまま年を重ねても使われていくことになります。だからこそ、活発に動く若い年齢の人ほど体に栄養が必要なのです。
基礎がしっかりしていないと、「30代を過ぎたあたりから体のあちこちが痛い…」なんてことになりかねませんからね。
ポイント💡10代や20代に栄養不足が多い理由には、無理なダイエットや偏食的な食生活が関わっています。栄養を体に取り入れるには、まずは食事を改善しなければいけません。
人間は食べたものが全て外に現れます。栄養の無い食事ばかり行っていては、血色の悪い貧弱な体が出来上がり、将来後悔することになりますよ?
女性は、体の細い人に憧れを抱き、その人に近付きたいが為に食事制限をしますよね?
確かに、モデルやアイドルのようにスラッとした体は、女性を綺麗に見せるかもしれません。
しかし、それが筋肉や脂肪の全くない体では、何をするにも体力が持たず生活にまで支障をきたす恐れがあります。ダイエットには、食事制限以外にも多くの方法が存在します。
栄養が不足して細い髪を作り出さない為にも、バランスの良い食事と筋肉・筋力を付ける適度な運動が必要です。体の内側からも綺麗になりましょう!
成長ホルモンが髪の成長を助ける
髪の成長や発毛には逃してはいけないものがあります。それが「成長ホルモン」です。この成長ホルモンが髪の健康を左右すると言っても過言ではありません。
細毛を改善したいなら、今ある髪の毛ではなく、これから生えてくる髪の毛に注目しなければいけません。
このまま細い髪の毛を生み出すのではなく、”太くてコシのある髪を作り出そう!”というわけです。
ポイント💡髪の毛は1日の間に50~100本は自然に抜けるとされています。(個人差はあります)その、髪が抜けた頭皮から新しい髪の毛が生えてくるまでには、大体2~3ヶ月ほどかかります。
この間に体の中からも外からも栄養素を補給してあげることによって、細い髪じゃない、太くてコシのある髪を生えさせることが出来るのです。
「そんな長い期間続けられるか不安…。」と感じる人も、大丈夫です。睡眠の質を上げて成長ホルモンの分泌量を増やすことによって、髪にハリやコシを取り戻すことが出来ますよ。
毎日夜更かしをしていませんか?
スマホやパソコンなどの発達により、寝る前に電子機器の画面を見ることが増えていますよね。
それらの画面から発せられるブルーライトは、睡眠の質を下げる要因になります。睡眠の質を上げる為には、画面の明かりはとても厄介な存在です。
寝る1時間前には画面を見るのを止めましょう。メディアではあまり取り上げられていませんが、電磁波による身体への影響は多方面で問題視されています。
電子機器に注意し、一般的に成長ホルモンが多く分泌される時間帯の、夜10時から深夜2時の間に寝ることが、ハリやコシのある髪を作り出すコツです。
細毛の改善
細毛を改善するには、上記で説明した食生活の見直しと、睡眠の質を上げることが重要です。
バランスの良い食事を摂るにあたって、脂ものの多い食事には特に注意しましょう。なぜなら、脂の多い食べ物は皮脂の過剰分泌を招き、毛穴を詰まらせる要因となるからです。
また、生活習慣の改善の他にも、細毛を改善する方法があります。それは、”日々のヘアケアに洗い流さないトリートメントを取り入れること!”です!
細毛はすなわち、毛髪内部に栄養素が足りていない状態の髪の毛です。栄養の不足した髪の毛は外的ダメージを受けやすく、抜け毛や枝毛といった症状を引き起こしてしまいます。
ポイント💡特に、日中の紫外線やお風呂上がりに行うドライヤーから受ける熱は、細くなった髪の毛にとっては大きな天敵です。
そこで重要になるのが、普段のヘアケアに洗い流さないトリートメントを加えることです。洗い流さないトリートメントは、熱から受けるダメージを軽減して髪を保護してくれます。
洗い流さないトリートメントは、毛髪内部に浸透し栄養素を与えるだけでなく、表面を保湿して外的ダメージから毛髪を守る働きがあるのです!
更に、細毛のハリが無い状態に加え、柔らかくコシも無いと感じるなら、それはいわゆる「猫っ毛」という症状になっている証です。
最近の女性にはこの猫っ毛が急増し、大きなダメージヘアを作り出しています。細毛にも効果的な洗い流さないトリートメントのランキングを作ったので、こちらも参考にして下さい。
まとめ
日本人は元々、硬くて太い髪の持ち主ですが、若い年齢からの細毛を放っておくと、将来の薄毛や抜け毛の原因となります。
もちろん個人差はありますが、細毛をそのままにしていると髪全体のバランスが崩れ、周りからの印象も悪くなります。
健康的で美しい女性となるよう、まずは食生活の改善から始め、ステップアップとして洗い流さないトリートメントを使用してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。いつまでも美髪で綺麗な女性でいれるように、自分の出来ることから改善していきましょうね!