「なんで私って、周りと比べても白髪が多いんだろう…。」と疑問に感じたことがありませんか?
白髪は年を重ねれば誰にでも生えてくるものですが、同じ年齢でも白髪の生えるスピードや量には違いがありますよね。
最近では、若者にも増えている白髪。”若白髪”とも呼ばれる白髪の原因には、生活習慣の乱れが大きく影響していますが、高齢になっても一向に白髪が生えてこない人がいるのも事実。
では、そんな白髪が生えやすい人と生えにくい人の違いは一体何なのでしょうか?
今回は、見た目年齢にも影響する白髪が生えやすい人・生えにくい人の違いについて代表的な5つを詳しく解説します。
自分の白髪が生えるスピードに対して疑問を感じる人
若白髪で困っている人
白髪対策に最適なのは何か気になる人
白髪を改善して若々しさを手に入れたい人
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Contents
白髪になる原因
そもそも、白髪になってしまう原因を知っていますか?
まず知っておかなければならないのが、”髪の毛は元々白い!”ということです。毛根から生え始める髪の毛は本来白く出来ていますが、成長過程で黒く染め上げられるのです。
ポイント💡髪の毛を黒く染め上げるのが「メラニン色素」と呼ばれる色素で、同時に「メラノサイト」という細胞が活性化することで髪の毛に色を付けます。
このメラノサイトの力が弱まり、メラニン色素を生成できなくなることで、髪の毛を染め上げる能力まで低下してしまうのです。
メラノサイトの能力が低下してしまう理由には、以下のような生活習慣が関係しているとされています。
・偏った食生活
・睡眠不足
・ストレスの蓄積
・タバコの喫煙
・紫外線を浴び続ける
これらのどれもが、メラノサイトを弱体化させて白髪を作ってしまう要因となります。
よって、白髪になる原因の主は、加齢や生活習慣の乱れによってメラニン色素が生成されなくなり、髪の毛の色を染め上げる力が低下していることが考えられるというわけです。
生活習慣の悪化によって若者にも白髪が生える
近年では、10代や20代の若者にも生えやすいとされている白髪ですが、基本的には30代を過ぎた40代頃から白髪になりやすい人が多いとされています。
白髪の大きな原因は、この加齢によるものと遺伝的なものが関係しています。これらの対処をするのはとても難しく、現代の医学でも対策が困難とされています。
しかし、若い頃から生えてしまう白髪には、遺伝的な要因の他に日頃の生活習慣が関係していることが大きいです。
普段、コンビニのお弁当や外食などの添加物たっぷりな食事を続けていませんか?
今の日本では食に困ることが減り、少しのお金を払えば安全な食にありつけるようになりました。ですが、同時に”安全”だけで括られた食事によって身体を蝕んでいるのを忘れてはいけません。
ポイント💡昔の終戦後のように食中毒になる危険性が減り、安全&安心に食事が出来るようになった半面、自然ではない人工的に作られたものを多く摂取するようになった私達人間。
食品添加物がたっぷり入った、栄養素の無い食事をしていては、白髪を増やす原因にもなってしまうので注意が必要です。
なので、「まだ年齢が若いのに白髪が生えてきた!」という人は、遺伝的なものを疑う前に今の生活習慣を見直してみましょう!
白髪が生えやすい人と生えにくい人の違い5つ!
白髪を増やしてしまう原因として、生活習慣をいくつかの例と一緒に紹介しましたが、そのどれもに関係しているのが「血液」です。
私達の体は血液を循環しながら生命を維持し、体全体に栄養素を送り届けることで健康的な身体と見た目を維持しています。
ですが、乱れた生活習慣を行うことで血液の循環が滞り、本来必要な栄養素が不足することで、体の中身だけでなく、髪の毛などの見た目にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
この生活習慣の違いこそが、白髪が生えやすい人と生えにくい人の大きな違いと言えます!
そこで、白髪が出来やすい人と出来にくい人の違いがどこで発生してしまうのか、いくつかの習慣と絡ませながら紹介します。
違いは全部で5つあります。
1.性別の違い
性別によって、白髪の出来やすさは違います。男性に比べて女性の方が白髪になりやいとされ、その原因にはホルモンバランスが関係しているのです。
女性には、ホルモンバランスが大きく乱れてしまう時期が3回あり、「初潮」「妊娠・出産」「閉経」の時期が最も白髪が増えやすい時期だと言われています。
①初潮
思春期に初潮が始まる女性は、初めての月経が始まると、髪の毛にある細胞よりも子宮に血液が運ばれるようになり、結果メラノサイトに栄養素が届けられずに白髪を増やす原因となります。
②妊娠・出産
赤ちゃんが出来ると、赤ちゃんの身体を作る為に血液が大量に消費されます。出産後には母乳にも血液が使われる為、白髪だけでなく抜け毛などの症状を引き起こしてしまうのです。
③閉経
新しい命を生成することが出来なくなった体は、自分の身体を守る為だけに血液を使うようになります。生命の維持に必要ではない髪の毛には栄養素が不足していき、白髪となるのです。
初潮や妊娠・出産に関しては、一定の時期を過ぎれば落ち着くことがほとんどです。しかし、閉経の場合には今までの生活習慣を改善しないと、白髪の症状を悪化させる一方となってしまいます。
40代女性に白髪が急増するのには、この閉経が関係しているのですね。ホルモンバランスが良く乱れる女性こそ、日頃のヘアケアの徹底と生活習慣の見直しが大切だと言えますね!
反対に、男性にはこういった血液を大量に消費するという生理現象が無い為、血液不足になって白髪の要因を増やすことが少ないのです。
2.定期的に適度な運動をしているか
筋肉が固まっていると、当然血流は悪くなります。白髪を黒く染め上げるメラノサイトを活性化させる為には、適度な運動をして血流を良くしなければなりません。
最近、体のどこかしらにでもコリを感じていませんか?
体のコリは、すなわち筋肉が硬直し血液循環が滞っている証拠です。特に、首や肩にコリが生じている場合、髪の毛に運ばれる血液も滞っていると考えて良いでしょう。
ポイント💡近年では、パソコンやスマートフォンの普及によって毎日同じ姿勢でいる時間が多くなり、うつむき姿勢が続くことから、首や肩がこりやすくなっている人が多いのが現状です。
同じ姿勢でキープされた筋肉は重い頭蓋骨を支える為に硬直し、どんどんと血流を悪くしてしまうのです。
そうならない為には、定期的に適度な運動をすることが大切になります。「最近運動不足だな…」と感じる人は、筋肉をほぐすように適度な運動を取り入れてみて下さい。
スポーツのようなしっかりと汗を掻く運動も良いですが、あまり激しすぎる運動は血管の収縮を招き、返って血流を悪くしてしまう可能性があるので注意が必要です。
毎日簡単に行える運動方法としては、血流改善が出来るストレッチをおすすめします!
体にコリがある人とない人では、白髪の生えやすさにも大きな違いがありますよ!
3.頭皮がほぐれているか
首や肩のコリと同じように、頭皮にもコリが生じるのを知っていますか?
毎日パソコンやスマホ、テレビなどの画面を見続けた顔周りの筋肉は硬直し、頭皮にもコリを生じさせてしまうのです。
体の中で一番コリを感じやすいのは「肩」ですが、画面を見続けることによってこってしまうのは主に頭部です。
特に頭皮や耳はこりやすく、肩こりや髪とも密接な関係があることでも知られています。
しかも厄介なのが、頭皮はいくら自分の意思で動かそうと思っても動かすことが困難であり、どうやっても凝り固まりやすくなっているという点です。
画面を見ている時って、頭の中は働いていても表情は変わりませんよね?そうなると、頭皮は固まる一方なのです。
頭皮のコリをほぐして血液循環を良くするには、
・頭皮マッサージ
・耳のツボ刺激マッサージ
この2つが効果的です。詳しくはこちら。
頭皮は健康的で綺麗な髪の毛を生やす、重要な土壌です。頭皮環境は顔の肌環境にも直接影響する為、美肌を目指す人も軽く考えてはいけませんよ!
4.白髪のある両親と同じ生活をしているか
生活習慣が白髪と大きく関係していますが、自分では気を付けたいと思っても、白髪持ちの家族、特に両親が白髪の場合、無意識に白髪になってしまう生活を送っているかもしれません。
白髪の原因には遺伝によるものもありますが、必ずしも白髪が遺伝するとは限らず、両親よりも綺麗な髪の毛を維持している人は大勢います。
ですが、白髪になり得る生活をしてきた両親と同じ生活習慣を行うと、遺伝以外の原因で白髪を作り出してしまうことが考えられるのです。
例えば、
・毎日遅い時間まで起きていて寝不足がち。
・栄養のない食事ばかり摂取している。
・家族みんなが猫背で運動もあまりしない。
こういった生活習慣は全て体内の血行を悪くし、栄養が頭皮や髪の毛に行き渡らず、白髪を作ってしまう要因となります。
両親が健康的でバランスの良い生活を続けていれば、その子も白髪になりにくい健康的な体を維持できるというわけですね!
「両親が白髪だから私も将来…」と悩んでいる人は、もしかしたら両親の白髪は生活習慣が関係していることもあるので、くれぐれも諦めてはいけません。
いつでも、生活習慣を正して白髪になりにくい体作りをすることは可能です!
5.タバコの喫煙者か
最近では、世界的に禁煙ブームが起こっていて、日本でもたばこ税が上がったり喫煙スペースが縮小されるなど、喫煙者にとっては不利な状態になっています。
身体にも有害とされるタバコ。「たばこの喫煙はガンリスクを高める。」とはよく聞く話ですよね?
実はこのタバコ、髪の毛の抜け毛にも影響するんです!喫煙は、抜け毛の原因となる男性ホルモンを増やし、薄毛となるリスクを高めてしまいます。
ポイント💡男性ホルモンの中に、「テストステロン」と呼ばれる成分があります。
このテストステロンは、「5αリダクターゼ」という物質と混ざり合うことで、薄毛の原因になる脱毛ホルモン、ジヒドロテストステロン(DHT)を生み出します。
このジヒドロテストステロンが、ヘアサイクルの成長期の期間を短くして髪の毛を太く長く成長させることが出来なくなり、途中で抜け毛となって抜け落ちてしまうのです。
また、タバコに含まれる代表的な成分である「ニコチン」は、人間の体の自律神経に作用し、体内の血管を収縮させる働きがあります。
血管が収縮することにより血液循環が悪くなり、血行不良となることによって貧血や栄養不足を引き起こし、結果白髪にも繋がるというわけです。
喫煙の習慣が年単位を超えると、喫煙者は禁煙者と比べ男性ホルモンが2・3倍、白髪になる確率は4倍までにも上がると言われています!
タバコを吸う人が本気で白髪を無くしたいなら、禁煙を志すのが先決です!
まとめ:白髪の原因には様々な生活習慣が影響している!
今回は、白髪が生えやすい人と生えにくい人の生活習慣の違いを5つ紹介しました。
- 性別の違い
- 運動をしているかしていないかの違い
- 頭皮が固まっているかほぐれているかの違い
- 白髪のある家族と同じ生活をしてるかしていないかの違い
- 喫煙者か禁煙者かの違い
これらの代表的な生活習慣以外にも、白髪の原因となってしまう生活習慣はいくつかあります。特に、日頃からストレスを抱えて睡眠不足となっている人は注意が必要です。
様々な生活習慣が影響して白髪を生み出さない為にも、この機会に今の生活習慣を見つめ直してみて下さい。
体全体の固まりやコリを、毎日のバスタイムや就寝前にほぐすことを心掛け、白髪を生み出さない体作りを行いましょう!
生活習慣以外で白髪の対策を行いたいなら、白髪対策に最適なシャンプー&トリートメントを使用してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございます。本気で白髪を克服したいなら、生活習慣を改善して白髪が生えにくい人を目指しましょうね!