白髪って、少し生えるだけでも目立ってしまい、どうしても抜いてしまいたくなりますよね?
でも、「白髪は抜いた分だけ余計に白髪が増える!」という噂を聞いたことがありませんか?白髪が嫌で抜いたのに、今までよりも増えてしまっては意味がありませんよね。
この噂を信じて、白髪が気になったとしても抜かずに我慢している人もいるはず。しかし、この噂はハッキリ言って嘘です!
では、なぜ嘘だと言えるのか、その根拠について詳しく紹介していきます。
正しい白髪対策も一緒に紹介しますよ!
Contents
白髪が生える原因
まず、白髪が生える原因を知っていますか?
白髪は誰しも加齢によって生えてきてしまうのは確実ですが、そんな加齢によって増えてしまう白髪以外にも、白髪になる原因はたくさんあります。
加齢以外の白髪原因として大きいのが、日頃の生活習慣です。
例えば、食生活の偏りや睡眠不足などですね。
毎日の習慣が身体に負担を与え、それが結果的に白髪に繋がってしまっていることは、日常の中に多く存在するのです。
白髪の3大要素について詳しくはこちら。
日本人の髪の毛は、みんな生まれた時から綺麗な黒髪をしていますよね?
その黒髪が、本来の髪の毛の色だと誰しもが勘違いしていますが、人間の髪の毛は”元々白く出来ている”のです。
ですから、白髪になったと言っても、退化したというよりかは、”色が抜けてしまった”と言うのが正解でしょう。
では、なぜ髪の毛は黒色に染まっているのかと言うと、毛根内の「メラノサイト」と呼ばれる細胞が、”メラニン色素を出せ!”と命令することによって髪の毛を染め上げているからです。
このメラニン色素の種類や量によって、日本人のようなアジア人の黒髪や、欧米人のような金髪やブロンドヘアが生み出されています。
よって、白髪になる原因の主は、加齢や生活習慣の乱れによってメラニン色素が生成されなくなり、髪の毛の色を染め上げる力が低下していることが考えられるのです。
白髪は抜くとまた同じように生えてくる
白髪の原因となる、メラニン色素を踏まえて考えてみれば分かりますが、白髪が生えた場所にはメラニン色素が運ばれなくなっており、一度白髪が生えた毛穴からは白髪しか生えてきません。
なので、いくら白髪を抜いたところで、また同じように白髪が生えてくるだけなのです。
その場しのぎで白髪を抜いても、「時間が経つとまた同じ状態に逆戻り…」ということですね。
ポイント💡白髪が生えてしまった毛穴は永久的に白髪しか生み出さないわけではなく、生活習慣の改善やヘアケアに注力することによって、また綺麗な黒髪を生やすことは可能になります。
また、白髪を抜いたら周りの毛穴にも伝染するということはなく、白髪を抜いたからといって今までよりも白髪が増えるわけではないのです。
「じゃあ、目立った時に繰り返し白髪を抜けば良いだけじゃないか!」と思いますよね?
しかし、これでは根本的な改善にはならず、同時に髪や頭皮を傷付けているということに気付かなければなりません!
髪の毛を無理やり引っこ抜くと、毛穴に炎症が起こり、かゆみを伴ったかぶれや、皮膚炎などの症状を引き起こす恐れがあります。
そして更には、毛根内の毛母細胞が傷付くことによって、髪の毛を生成する力自体が無くなってしまい、二度とその毛穴からは髪の毛が生えてこなくなってしまうのです。
これでは、せっかく改善の余地がある髪の毛を自分の手で減らすことにも繋がってしまい、どんどんと薄毛が進行していく原因ともなってしまいますよね?
白髪は気になると抜いてしまいたくなりますが、その後の髪や頭皮トラブルへと繋げてしまわないよう、なるべく抜くという行為は控えるようにしましょう。
白髪が気になった時の正しい対策3選
では、「抜くのがダメならどうしたら良いんだ!?」という声にお応えします。
基本的には、一度白髪として生えてきてしまった髪の毛を、体の中から黒く染め上げることは不可能だと言えるでしょう。
ですので、白髪が気になって仕方ない場合は、
①白髪の根元からハサミで切ってしまう。
②ヘアカラーで髪の毛全体を同じ色に染め上げる。
③白髪染めを行い、部分的にでも白髪を隠す。
以上、3つの方法くらいしか対策はありません。
これらの方法は、どれも簡単に行えることですが、全てが良い方法とは限りません。しっかりと白髪対策に適した方法を選択するようにしましょう。
それでは、それぞれの対策について詳しく紹介していきます。
白髪対策① 白髪の根元からハサミで切ってしまう
ハサミで切ってしまう方法は、一番手っ取り早くて簡単な方法です。髪を抜いてしまうよりかは、頭皮や毛穴にとっても優しい対策だと言えますね。
しかし、切れ味の悪い文具用のハサミなどで切ると、後々のダメージにも繋がるので注意が必要です。
切れ味の悪いハサミで髪を切ると、髪のキューティクルが損傷し、切った部分から枝毛や切れ毛といった症状を引き起こしかねないのです。
そして、一度切った白髪は他の髪の毛と比べて短い為、”伸びてくるとアホ毛のような非常に目立つ存在になってしまう”というデメリットもあります。
素人が家でセルフカットをするのには、大きなリスクを背負うことになります。詳しくはこちら。
白髪対策② ヘアカラーで髪の毛全体を同じ色に染め上げる
ヘアカラーは、自分の髪の毛を、今流行りのカラーや自分好みのカラーにして、他とは違う個性を出す為に行いますよね?
通常、”イメチェン”の用途で使用されるヘアカラーですが、白髪を隠す為にも使用することが可能です。
ヘアカラーは、髪の毛全体を同じ色に染め上げることが出来る為、違和感なく白髪を目立たなくさせることが出来ます。
そんなヘアカラーの中でも、最近のトレンドでもある”透明感カラー”を作り出せる、「イルミナカラー」や「スロウカラー」が特に人気です。
日本人の黒髪を活かしたカラーリングが行えるだけでなく、透明感を出すことによって白髪を目立たなくさせることも出来ちゃいます。
そして何と言っても、どちらのカラー剤もブリーチなしで透明感を出せるのが特徴です!白髪を生み出す要因ともなるブリーチをせずとも、白髪が目立たない透明感カラーが演出可能なわけです。
イルミナカラー、スロウカラー、それぞれについて詳しくはこちら。
白髪対策③ 白髪染めを行い部分的にでも白髪を隠す
白髪対策で一番おすすめなのは、やはりその名の通り、白髪染めですね。手間と時間は掛かりますが、市販のものだと安く手に入りますし、部分的に染めることも可能なので簡単です。
しかし、白髪染めは頻繁に行うことで髪や頭皮に想像以上のダメージを与えています。特に、市販の安い白髪染めは刺激の強い成分がふんだんに配合されている為、非常に危険です。
「安いから。」と、市販の白髪染めを頻繁に使用するのはなるべく避けて欲しい所です。
ではどうしたら良いのかというと、市販の白髪染めではなく、「カラートリートメント」を使用してみて下さい。
しかし、カラートリートメントにも弱点があって、「染料を少なくしているので市販の白髪染めよりも染まりにくい!」というマイナスな声が多数あります。
じゃあ、”染まりやすいカラートリートメント”があれば嬉しいですよね?
そこで誕生したのが、「染まる」ことにこだわった【マイナチュレカラートリートメント】です!
なんと、発売からたったの2ヶ月でベストコスメアワード1位を獲得しました!
まとめ
白髪は、日本人の黒髪にはとても目立つ存在です。だからこそ、「早く対処したい!」という気持ちが勝って、白髪を抜いてしまう人が多いのだと思いますが、絶対にこの対処法は止めて下さい。
白髪は抜いてもまた同じように生えてきますし、毛穴内の細胞を殺して二度と健康な髪の毛が生えてこなくなってしまう危険性がありますので。
仮に白髪が生えてきて気になったとしても、間違った対処法で髪や頭皮を傷付けないようにしましょうね。
”白髪が生えたからもう終わり。”では決してありません!
今回紹介した外側からのアプローチもそうですが、これからの髪の毛を健康に生やす為には、身体の内側からのケアも大切です。
外側からのヘアだけに頼らない、身体の内側から美しい女性を目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。白髪は必ず抜かないようにし、正しい対策を行っていきましょうね!