シャンプー&トリートメント

【パラベンフリーに注意!】防腐剤が無いシャンプーの危険性とは

まとめ:”シャンプーは腐らない”は勝手な固定観念!

近年の、食事に対する品質・安全管理が厳しくなる中、シャンプーにも防腐剤が使われているのを知っていますか?

「防腐剤」と聞くと、”何だか身体には良くないもの。”こんなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

最近人気のシャンプーは、「低刺激シャンプー」を売りにしたり、防腐剤を使用していないことを主張したシャンプーが増えています。

しかし、防腐剤はシャンプーにとっても必要不可欠なものであり、”パラベンフリー”となっていても、違った名前で少量の防腐剤が含まれていることは良くあることです。

そこで今回は、シャンプーに防腐剤を入れる理由、防腐剤が無いことによって与えられる危険性についても詳しく紹介します。

あまり深く考えずにシャンプーを選んでいる人は、この機会に今自分が使用しているシャンプーを考え直してみましょう!

 

シャンプーに防腐剤を入れる理由

シャンプーに防腐剤を入れる理由

人間の平均寿命は年々増加し、特に日本人は、日本の安全規制の厳しさから、世界的に見ても平均寿命の長さが目立ちます。

その背景には、厚生労働省によって決められる食品添加物の基準や、防腐剤などを使用した徹底された安全への配慮があります。

食品の腐敗を遅らせることが出来る食品添加物は、今や私達の食生活には欠かせない存在となっているのも事実です。

しかし、近年は食品添加物が身体に与える悪影響から、その危険性にも注目が集まっていますよね?

調味料や保存料など、食の安善を高める為とはいえ、本来は私達の身体に必要のないものです。詳しくはこちらでも。

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また、食品添加物と同じように、「物を腐らせない為・雑菌を増やさない為」に使用される防腐剤も、本来は人間の身体には害のあるものです。

でも、だからといってシャンプーを始め、防腐剤を使用しないというのはまず不可能です。シャンプーに防腐剤を使用しなければならない理由には、以下の2点が存在します。

①原材料に水が使われているから。

②湿気・温度が高い環境に常に置かれているから。

では、それぞれについて詳しく説明します。

 

①原材料に水が使われている

原材料に水が使われている

「そんなの常識。」と言われてしまうかもしれませんが、シャンプーの主成分は水で出来ているのを知っていますか?

ラベルに書いてある成分表を見てみれば分かりますが、どのシャンプーも全体の50~60%は水で出来ているのです。

水が全体の半分以上を占めているシャンプー。水は純粋であればあるほど、空気に触れただけで雑菌がみるみる繁殖していきます。

シャンプーなどに使われる水は、限りなく純粋に近い「精製水」を使用している為、ポンプ式などのボトルに入れれば、開けた瞬間に菌が繁殖し始めます。精製水について詳しくはこちら。

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この雑菌の繁殖を抑えてくれるのが防腐剤なのです。水を主成分として作られたものには、ほぼ間違いなく配合されていると言って良いでしょう。

最近人気の「オーガニックシャンプー」の中には、天然であることを主張して防腐剤を使用していないものもありますが、使用期限も短く設定されており、実はコスパが非常に悪くなっています。

髪や頭皮に必要な美容液成分も、防腐剤が無ければその品質を保つことが出来ない為、良いものを取り入れるには防腐剤が避けられないとも言えますね!

 

②常に高温多湿の環境下に置かれる

常に高温多湿の環境下に置かれる

シャンプーを使用する度に、湿気の少ない場所にシャンプーを移動する人なんてまずいないですよね?

シャンプーが置かれる主な場所であるお風呂場は、毎日の入浴の度に狭い環境の中が高温で尚且つ多湿になります。

ポイント💡冬場の窓を想像すれば分かりますが、水分がある所にはカビなどの雑菌が繁殖しやすく、ゴムやプラスチックなどは腐敗していってしまいます。

その窓と同じように、シャンプーの中身やボトルまでも、常に高温多湿の空間に置かれることによって、どんどんと腐敗していってしまうのです。

シャンプー全体の品質を保つ為には、雑菌からシャンプーを守る防腐剤が必要不可欠です。

だからこそ、「なるべく菌を繁殖させないよう、強めの防腐剤を使用している。」というメーカーもあります。

「防腐剤を使用せずにボトルに工夫を施している。」というメーカーもありますが、正直それだけでは防げないのが雑菌の繁殖であり、対策としてはとても心もとないとも言えますね。

普段何気なく使用しているシャンプーも、防腐剤が無ければ雑菌まみれのシャンプーを髪や頭皮に塗りたくっているということですね!

 

防腐剤が髪や頭皮に与える影響

防腐剤が髪や頭皮に与える影響

ここまで読んで、「防腐剤はシャンプーになくてはならないものだな…!」と感じたのではないでしょうか?

では次に、シャンプーの品質を維持する為に必要な防腐剤が、果たして私達の髪や頭皮にどういった影響を及ぼすのか、詳しく説明してきます。

まず、防腐剤には2種類あり、「石油系・合成防腐剤」「天然防腐剤」のどちらかに振り分けられます。

石油系・合成防腐剤は雑菌の増殖を抑える力がとても強いのが特徴です。

しかし、長期保存に優れた使いやすい防腐剤である反面、菌を殺菌する力が強すぎる為、髪や頭皮にとっても刺激が強い成分でもあります。

殺菌能力が高すぎると、人間の大事な細胞までも殺してしまい、髪の毛の成長や頭皮などのバリア機能まで奪ってしまう危険性があるということです。

反対に、天然防腐剤は天然の素材を使用しているので、刺激の弱い防腐剤となっています。ですが、こちらも刺激が弱い為保存が利かないというデメリットがあるのです。

「じゃあどっちが良いの!?」と感じる人もいるでしょう。ですが答えは明白、天然防腐剤です。なぜなら、天然防腐剤は防腐剤として天然素材の様々な効能もプラスされるからです。

天然素材は、殺菌効果だけでなくアロマなどによる肌へのピーリング効果も期待出来、肌荒れを防ぎながら血行促進の効果まで期待できるものもあります。

でも、だからといって「絶対に天然防腐剤が良い!」とは言い切れないのも事実。その理由については次の項目で。

 

石油系・合成防腐剤と天然防腐剤2種類それぞれのメリットデメリット

石油系・合成防腐剤と天然防腐剤2種類それぞれのメリットデメリット

石油系・合成防腐剤と天然防腐剤、それぞれにメリットとデメリットが存在します。どちらも菌を殺して腐敗を遅らせるという意味合いは同じですが、違いは他にあります。

まとめるとこうです。

◆石油系・合成防腐剤

メリット

・天然のものとは違い人工的に作られたものなので、抗菌効果が高く常温でも高温多湿でも長い間品質を保つことが可能。

・企業側から見れば、コストを抑えて提供できるため、”なるべく安く使いたい!”という消費者ニーズを汲み取ることが出来る。

デメリット

・抗菌効果を高くすればするほど、髪や頭皮にとっては刺激の強いものとなってしまう。

・髪や頭皮の内部にまで浸透し、本来必要な細胞まで破壊してしまい、ガンを発症する恐れがある。

◆天然防腐剤

メリット

・抗菌能力は低いが、発がん性物質や必要以上に細胞を破壊してしまう恐れが少ない。

・天然成分が多いので、それらの有効成分による効能も期待できる。

デメリット

・常温、高温多湿どちらの環境下においても品質の維持が難しく、長期保存に適さない。

・天然成分はコストが掛かり、同時にアレルギーの心配も懸念される。

一見、天然防腐剤の方が良いように思えますが、天然成分は天然由来だからこそ発症してしまう、アレルギーなどの心配があるのが気になる点ですね。

反対に、悪そうに見える石油系・合成防腐剤も、企業側の努力によりなるべく刺激を抑えたものも登場している為、消費者にとっては必ずしも悪いとは言い切れません。

ですので、コスト面を考えればもちろん安いのは石油系・合成防腐剤を使ったシャンプーですが、自分の頭皮環境や重要視する部分を考慮し、どちらかのシャンプーを選択するようにしましょう!

アレルギーの心配がない人は、髪や頭皮のことを想うなら是非天然防腐剤を使用したシャンプーを使って下さいね!

 

石油系・合成防腐剤で一番有名なのはパラベン!

石油系・合成防腐剤で一番有名なのはパラベン!

最近、多くのシャンプーで”パラベンフリー”をうたっているものが多くないですか?

その原因は、石油系・合成防腐剤のデメリットでも挙げた、「発がん性がパラベンにはある!」という噂が伝染したことが影響しています。

しかし、この噂には確証があるわけではなく、パラベンがシャンプーに使われる際の配合量も全体の1%にも満たない事がほとんどです。

よって、パラベンが引き起こす発がん性なのかも良く分かっていない状況で、そこまで心配する必要はないと個人的には言い切れます。

また、逆にパラベンを使用せずとも、違った防腐剤を使用しているものがほとんどです。

・ソルビン酸

・フェノキシエタノール

・安息香酸

これらも列記とした防腐剤です。確かに、「旧表示指定成分」に指定されたパラベンは刺激が強いですが、違う石油系・合成防腐剤も同様に刺激は天然防腐剤に比べれば強いことは確か。

また、パラベンの代わりに刺激が弱い防腐剤を使用していたとしても、シャンプーによってはパラベンの防腐能力に近づける為配合量を増やしているものもあります。

これでは”パラベンフリー”の意味が無くなってしまいますよね?

なので、消費者心理を汲み取って簡単に惑わされないように注意して下さいね。

成分表を見て自分なりの指標が出来れば怖いものなしですよ!

 

防腐剤を使用しないシャンプーの危険性

防腐剤を使用しないシャンプーの危険性

冒頭でも説明した、”防腐剤不使用”をアピールしたシャンプーの危険性も最後に紹介しておきます。

防腐剤を全く使用しないシャンプーは当然腐りやすく、短い使用期間で使い切らなければなりません。そうなると、必然的にボトルの大きさも小さくなり、価格も高くなります。

なぜなら、シャンプーに防腐剤を使わないということは、滅菌を徹底して無菌の状態を作り出さなければならないからです。

何となく高級感はありますが、そこまでして使用したいとは思わないのが本音ですよね。

また、近年急増しているオーガニックシャンプーに対して「オーガニックシャンプーだから安全!」という思い込みも抱いている人も大変危険です。

ポイント💡オーガニックシャンプーは天然防腐剤を使用したシャンプーですが、天然防腐剤のデメリットでも話した通り、アレルギーを発症する可能性がある為、使用には気を付けなければなりません。

「アレルギー体質の人がオーガニックシャンプーを使うと、返って頭皮がかゆくなるなどのアレルギーを発症する。」というのは良くある話です。

人気だからといって誰しもに合うわけではないので、自分の髪や頭皮環境を考慮し、新しく試す際は慎重に試すようにして下さい。

 

まとめ:”シャンプーは腐らない”は勝手な固定観念!

まとめ:”シャンプーは腐らない”は勝手な固定観念!

今回は、シャンプーの品質を決めるのに重要な防腐剤について詳しく説明しました。

”シャンプーは腐らないもの。”と、勝手な固定観念を抱いていた人も多いのではないでしょうか?

私達が深く考えずに食している食べ物と同じで、「毎日のバスタイムで当たり前のように使用しているシャンプーにももしかしたら危険性があるのでは…?」と考えると恐ろしくもなりますよね。

ヘアケアの為には重要なシャンプーやトリートメントも、買って使用し始めたらその後はずっと過酷な環境下にほったらかし。

そんなシャンプーやトリートメントは”ただのもの。”かもしれませんが、自分に合ったものを大切に使用することで、更なる美髪効果も期待できるかもしれませんよ!?

周りに流されやすい日本人の特性を持った人も、これを機に一度自分がいつも行っていることに疑問を持ってみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。くれぐれも、シャンプーに限らずイメージや評判だけで物事を決めつけないようにして下さいね!

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かりん
かりん
1歳児を育てる主婦。 10年以上こだわり抜いたヘアケア情報は、10年近くお世話になっている美容師からもお墨付き。 様々な髪の悩みを解決するべく、ヘアケア情報を提供中。 アイドル・可愛い子が大好き。
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