髪の硬さが気になることありませんか?
ふんわりと柔らかい髪は、女性の憧れですよね。
髪が薄くなってきた…枝毛や切れ毛が気になってきた…などの症状は分かりやすく、とても気になってしまう悩みですが、硬くなってしまった髪について考える機会は少ないはず。
生まれつき髪が硬い人、柔らかい人、人それぞれ髪質が違いますが、その違いは何なのか気になりますよね!
そこで今回は、髪が固くなってしまう原因とその対策について説明します。髪を柔らかくする為にはどうしたら良いのかも紹介しますよ!
髪が硬くなる原因
髪が生まれつき硬い人もいますが、生活習慣の乱れから髪質が変化して硬くなってしまう人がいます。
髪が硬くなる原因には、「ケラチン」という角質の主成分の一つが関係しています。
髪の毛1本1本は、分断すると3つの層に分かれています。中心部が「メデュラ」、その周りが「コルテックス」、最後に「キューティクル」と3つの層になっています。
髪のダメージの基本は、キューティクルが開いてしまうことによって髪の内部が攻撃され、内側から髪が傷んでいってしまうことにあります。
髪のパサつきやゴワつきが気になる人は、キューティクルが傷んでしまっている可能性が高いです。髪が硬い人は、キューティクルだけでなくその内側が傷んでいる恐れがあります。
髪の内側に存在するメデュラやコルテックスの主成分はタンパク質です。このタンパク質を生成する時に、たんぱく質であるケラチンが出来るのです。
ケラチンは18種類のアミノ酸から構成され、髪の毛の90%以上を占めているたんぱく質です。このケラチンが不足すると、髪の毛が細く弱くなってしまいます。
以上のことを踏まえると、”ケラチンの濃度が高ければ高いほど、髪の毛は硬くなる”ということになります。
女性の場合は、髪が硬いとスタイリングが思うようにいかなかったりしてストレスにもなりますよね?しかし、髪が硬いというのは決して悪いことではないのです。
アミノ酸が不足すると、髪のヘアサイクルが変わる為、薄毛や抜け毛の要因にもなります。
健康的な髪を維持するなら、ケラチンとアミノ酸は必須だと言えますね!
硬い髪を柔らかくする方法
まず勘違いしてはいけないのが、”髪が柔らかい=刺激に弱いデリケートな髪ではない”ということです。
ポイント💡柔らかい髪は、硬い髪のようにケラチンが詰まってはいません。
コルテックスのケラチン密度が程よい状態であり、ヘアケアの際のトリートメント成分や、パーマ剤やカラーリング剤が浸透しやすい髪が、柔らかい髪なのです。
同時にキューティクルも分厚いわけではなく、薄くて触り心地が良いのが特徴です。柔軟性がありまとまりやすい柔らかい髪は、女性の憧れでもあります。
生まれつき硬い髪の毛を完全に柔らかい髪へと変化させるのは難しいです。女性の場合は、無理なダイエットなどで髪への栄養素が足りていないことがあります。
そんな時に、「あれ?髪が柔らかくなった!」と思ってしまう人がいるかもしれませんが、これはただ髪に栄養が足りておらず、一時的に髪が細くなっているに過ぎません。
髪が細くなってきたということは、薄毛や抜け毛のサインだと言えるので、白髪などの原因を作らない為にも、無理なダイエットは止めるなど、髪への栄養素の補給を徹底しましょう。
少しでも柔らかい髪に近付くためには、今使っているシャンプー&トリートメントを見直しましょう。特にシャンプーは、アミノ酸洗浄のものを選ぶと良いです。
アミノ酸系のシャンプーなら、髪を修復する効果と共に髪にハリや艶を与えてくれます。髪の内側から髪質を変える為には、アミノ酸の優しい泡で洗うことが重要です。
アミノ酸で洗うことによって、髪を硬くしてしまうたんぱく質を固まりにくくしてくれるので、とても効果的です。
SNSでも話題沸騰の、おすすめのアミノ酸系シャンプーはこちら。
アミノ酸系シャンプーを使用しても実感が湧かない人や、それだけじゃ物足りないという人は、洗い流さないトリートメントを使用することもおすすめします。
硬い髪の毛の対策
髪が硬いとまとまりにくく、毎日のスタイリングが嫌になってしまいますよね?
男性の場合は髪が短いので、髪が硬いと色々な遊び心のあるスタイリングが楽しめますが、女性の場合はそうもいきません。
上記で説明したアミノ酸系シャンプーを使用してみること以外にも、アミノ酸を毎日の食事に取り入れるといった方法もあります。
しかし、食事から摂取したアミノ酸が血液を循環し、自分が必要な髪に対して効果をもたらすかと言われたら、必ずしもイエスとは言えません。
髪に直接効果を期待するなら、毛根にアプローチ出来るシャンプーや育毛剤を使う方が、髪を柔らかくする効果は期待出来ます。
※髪全体と言うよりも髪の表面が硬いと感じる人は、キューティクルが開いてしまっている可能性があります。
キューティクルがボロボロに変化してしまった場合、修復は困難になってしまうので、しっかりとキューティクルを閉じる成分があるシャンプーやトリートメントを使いましょう。
毎日のドライヤーやアイロンの熱によっても、髪はダメージを受けてしまうので、洗い流さないトリートメントを併用することをおすすめします。
まとめ
生まれつき硬い髪を柔らかくするのは大変ですが、今までのヘアケアを見つめ直して、シャンプーやトリートメントを新しくすることによって、少しは柔らかい髪へと近付けます。
もちろん徹底したヘアケアによって、硬かった髪が完全に柔らかい髪へと変化することもあるでしょう。後は本人のやる気次第です。
ヘアケアに限ったことではないですが、無理なダイエットや偏食は体の至る所に支障をきたしますよ。
食で解決せずに、運動をすることで代謝を高めて身体を健康にしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。求める美髪になるには、毎日の積み重ねが肝心です!