普段からヘアワックスは使用していますか?
ヘアワックスは最近流行り出したわけではなく、昔からスタイリングに必要なスタイリング剤として使用されてきました。
そんなヘアワックスも、使い方を間違えれば、「ただベタベタになったり、ボリューム感をアップさせたいのに逆にペチャンコになってしまう…」といったことにも繋がってしまいます。
誰しもがスタイリングに使用しているからと、ヘアワックスを販売する企業の製品を疑わずに使用している人は要注意ですよ!
そこで今回は、日々何気なく使用しているであろうヘアワックスについて、髪や頭皮への影響、正しい使用方法についても詳しく紹介します!
Contents
ヘアワックスの髪や頭皮への影響
ヘアワックスを使用したことがある人は分かるはずですが、ヘアワックスって、髪の毛に付けるとベタベタするし、髪の毛がパサつくような、ギシギシするような感覚がしますよね?
こうなってしまう原因には、髪の毛の水分を吸い取ってしまうヘアワックスの特性と、スタイリングに欠かせないヘアードライヤーやヘアーアイロンの熱が関係しています。
ほとんどの人が、
・スタイリングをする際には髪を濡らしてからドライヤーで乾かし、ヘアワックスで仕上げ。
・アイロンで形を整えてから、ヘアワックスで仕上げ。
このどちらかで、スタイリングを行っているのではないでしょうか?
もちろん、ヘアワックスではなくてヘアスプレーや他のスタイリング剤で仕上げを行う人もいるでしょう。
しかし、この工程の中のドライヤーやアイロンによって浴びせられる熱がヘアワックスと合わさることによって、髪のパサつきやギシギシ感を生み出してしまうのです。
その理由には、髪の毛の主成分であるタンパク質が深く関係しています。
ポイント💡タンパク質は熱を加えられると硬くなり、同時に水分を蒸発させてしまいます。
たんぱく質が水分を無くしたところに、水分量の少ないヘアワックスを使用することで更に髪の水分が少なくなり、パサつきやギシギシ感を作り出してしまうというわけです。
また、頭皮にヘアワックスを付けてしまうと、毛穴の詰まりを引き起こし、毛根に必要な栄養素が運ばれなくなる為、薄毛や抜け毛といった症状を発生させる要因ともなります。
ヘアワックスは本来、ヘアケア商品ではありません。ただのスタイリング剤だということを忘れないようにしましょう!
ヘアワックスが髪の水分を無くしてしまう原因
ヘアワックスは、髪の毛をまとめたり崩れにくくしたい時には、非常に役に立つスタイリング剤です。
しかし、水分を無くしてしまう成分が配合されたヘアワックスは、特に乾燥しがちな女性の髪や頭皮にとっては、有害なものとなってしまう場合があるので注意が必要になります。
普段からあまりヘアワックスの成分を確認することは無いと思いますが、今使っているヘアワックスを一度確認してみて下さい。
ポイント💡中でも注意しなければならない成分が、「アルコール」です。
安い市販のヘアワックスには、成分を上手く混ぜ合わせる為にアルコールがふんだんに配合されています。アルコールは、水分を吸収して蒸発させる働きがあります。
ドライヤーやアイロンの熱によって水分を無くした髪の毛に、水分を更に無くしてしまうアルコールを付けるわけですから、当然髪の毛の水分はほとんど無くなってしまうのが分かりますよね?
よって、髪の毛の水分量を減らさない為には、ドライヤーやアイロン前に洗い流さないトリートメントを使用したり、アルコールが入っていないヘアワックスを使うことが重要になるのです。
アルコールは髪や頭皮を乾燥させてトラブルを引き起こすだけでなく、髪の毛を生成するタンパク質である「ケラチン」を破壊してしまう恐れもあります。
アルコールは、頭皮内の細胞を破壊する”とても強い刺激物”でしかありません!普段育毛剤を使用する人は、その育毛剤に含まれるアルコールにも注意して下さい。詳しくはこちら。
ヘアワックスの正しい使用方法
ここまで読んでもらうと、「じゃあ、あんまりヘアワックスは使用しない方がいいんじゃないか?」と感じますよね?
実際のところ、それは間違いではありません。ヘアワックスはスタイリング剤として使用する為、何もスタイリングしなくても綺麗な髪を維持しているのであれば、使う必要はないのです。
ですが、やっぱり今となっては、1日のヘアスタイルをキープする為には欠かせないものですし、どうしても使用しなければならない時もあります。
なので、ヘアワックスは髪や頭皮に優しい成分が配合されたものを使用し、正しい使用方法を実践しながら、ダメージをなるべく負わないスタイリングを行うのが大切です。
ヘアワックスの正しい使用方法と言えばズバリ、”頭皮に付けない!”これに限ります。
上記でも説明しましたが、頭皮にヘアワックスを付けてしまうと毛穴の詰まりを引き起こし、毛根に必要な栄養素が運ばれなくなる為、薄毛や抜け毛といった症状を発生させる要因ともなります。
よって、薄毛や抜け毛に悩む人は、遺伝や生活習慣などの原因にだけ注視するのではなく、頭皮環境にも着目し、毛穴の汚れを溜めないヘアケアを行っていく必要があるのです。
くれぐれも、髪のボリューム感を出したいからと言って、髪の根元や頭皮に付くくらいにヘアワックスを付けないで下さいね。
髪のボリューム感は、日々のドライヤーやシャンプーなどのヘアケアで作り出すものです。詳しくはこちらでも。
ヘアワックスは綺麗に洗い流すことが重要!
毎日仕事や家事に追われる人は、お風呂に入って髪を洗うのを面倒臭がって、整髪料を付けたまま寝ていることありませんか?
ちゃんと頭皮を避けてヘアワックスやヘアスプレーを使用していたとしても、髪の毛を枕や床に押し付けることによって、頭皮にその整髪料は付着してしまいます。
頭皮に付着した整髪料は、付着した部分から菌を発生させ、かゆみを伴ったかぶれなどの頭皮トラブルの要因ともなってしまうのです。
ヘアワックスによってトラブルを引き起こさない為にも、毎日寝る前にちゃんとシャワーを浴びて、汚れを綺麗に洗い流すようにしましょう!
また、そのシャンプー方法も大切です。シャンプーの正しいやり方はこちらにも。
でも、ヘアワックスを付けた髪の毛って、シャンプーでゴシゴシ洗ってもなんだかスッキリしませんよね?
その原因には、ヘアワックスに含まれる”油分”が関係しています。 この油分は、人間の頭皮から分泌される皮脂と同じで、どうしても水だけでは落としきれない特性があります。
なので、そんな油分には油分で対抗するしかありません。
安いシャンプーに入っている、「界面活性剤」と呼ばれる成分が代表的で、洗剤にも配合されている強力な洗浄成分です。
”ヘアワックスを綺麗に落とす!”と宣伝されているシャンプーもあるほどですが、こういった界面活性剤入りのシャンプーはその洗浄力故、髪や頭皮にとってはとても良いとは言えません。
そこで、髪や頭皮を想ったスタイリング・ヘアケアを行う為に重要になるのが、シャンプーとヘアワックスの選定です!
シャンプーとヘアワックスを使い分ける!
最近流行りのシャンプーは、”髪や頭皮への刺激をなるべく抑えて、優しくシャンプーをすること”に重点を置いたものがほとんどです。
市販のドラッグストアなどで売られるシャンプーにも、”高級成分配合!”と書かれたものが存在します。
ですが、決してこの言葉に騙されてはいけませんよ!
ポイント💡本来、シャンプーに含まれる美容液成分は、一般的なシャンプーのような安い価格で配合することは不可能なのです。
高級成分が配合されていると言っても、ほんのわずかでしかないことがほとんどで、この企業側の安易なキャッチコピーに、安さを求める人は騙されてしまう傾向にあります。
ではどうしたら良いのかというと、”本物のシャンプー”を使いながら、ヘアワックスを付け過ぎた日や頭皮がスッキリしない日は”炭酸シャンプー”を使う、といった使い分けが肝心です!
本物のシャンプーとは、トップスタイリストに絶賛され、SNSでも話題沸騰の「ラスティーク ディープセラムシャンプー リペア」のようなシャンプーのことです。
ラスティーク独自の技術である”デュアルリペア”が、髪を外側からだけでなく、内側からも徹底的に補修してくれます。
これによって、美容液成分をふんだんに染み込ませることが出来、髪を美髪へと導いてくれるのです。詳しくはこちら。
炭酸シャンプーでは「ミント スパークリングシャンプー」が良いですよ。
以前、かかりつけの美容師に勧められて使用したのですが、スッキリ感の中にもしっかりとした洗浄力があり、髪や頭皮にも優しく、洗い上がりの髪がサラサラして高評価でした!
炭酸シャンプーは血流を良くしてくれることで、頭皮環境の改善にも繋がります。「炭酸スパ」が女性に人気なほど、炭酸シャンプーの効果には人気が集まっています!
また、ヘアワックスは市販の安いものではなく、オーガニック原料だけを使用し、体全身のボディケアにも使えるという画期的なヘアワックス、「プロダクトヘアワックス」がおすすめ!
こちらも今やSNSで人気が絶えず、多くの芸能人も愛用していることで知られています。ワックス特有のベタつきを感じず、ストレスの少ないスタイリングが出来ますよ。口コミの詳細はこちら。
これらのシャンプーとヘアワックスを使い分けることによって、ヘアワックスから受けるダメージを軽減して、髪や頭皮を想ったスタイリング・ヘアケアが可能になります!
まとめ
ヘアワックスは、 毎日のスタイリング仕上げの要となるスタイリング剤です。1日のキープ力を左右すると言っても良いでしょう。
そんなヘアワックスも、使用方法を間違えたり、髪や頭皮に刺激の強いものを毎日使用していたら、どんどん髪や頭皮は傷んでいってしまいます。
なので、ダメージをこれ以上増やさない為にも、今使っているシャンプーとヘアワックスを見直してみて下さい。
くれぐれも、安さにこだわったヘアケア商品・スタイリング剤選びはしないようにしましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございます。なるべく良いものを使用して、自分の身体を想ったスタイリングを楽しみましょう!