「毎朝スタイリングをしっかりしているのに、時間が経つと片方だけがハネる…!」
こんな悩みを抱えてはいませんか?せっかく時間を掛けてスタイリングしたのに、時間経過で乱れてしまうとショックですよね。
髪の毛のはねには、元々持ったくせ毛が関係している場合もありますが、その原因のほとんどは”頭のつむじ”が影響しています。
その日の気候や季節によってもハネやすさは変わり、「昨日と同じ条件なのになんで…?」何てこともある,、厄介な髪の毛のハネ…。
そこで今回は、髪の毛のはねを作り出す元凶であるつむじと、ハネを直す簡単な方法についても紹介します。
一日の終わりにガッカリしない為にも、効果的なスタイリング方法を知っておきましょう!
Contents
髪の毛のハネが片方に寄ってしまう原因
冒頭で紹介した通り、髪の毛のハネを作り出す主な原因は、頭のつむじにあります。つむじは知っての通り、人それぞれ渦巻く向きが違います。
日本人の多くは、頭頂部を上から覗いた時に、時計回りの渦を巻いたつむじの形をしていて、その割合はなんと8割を超えるとも言われているのです!
時計回りに渦を巻いたつむじは、髪の毛全体をその流れの方向に導いてしまいます。時計回りは右回りなので、右にはねる人が多いということです。
髪の毛は真っ直ぐ生えているように見えても、つむじによって左右どちらかに流れているんですね!
このつむじの流れによって、髪の毛のハネを生み出してしまいます。
ポイント💡髪の毛のハネが気になる人は、はねる方向っていつも決まって同じ方向じゃないですか?
その原因にはつむじが影響していて、つむじが時計回りの人は自分から見て右側に、反時計回りの人は自分から見て左側に。といった感じに髪の毛がはねやすくなっているのです。
また、髪の毛のハネはロングヘアの人よりもショートヘアの人の方が目立ちやすい傾向にあります。その理由は、髪の毛は長いほど、重力が加わることによってはねも落ち着くからです。
ショートと言っても、男性のような短さでは少しはねたくらいであまり目立つことはないので、女性のセミロングからショートボブくらいが、はねやすい長さとされています。
特に、ボブヘアははねやすくて有名ですね。
そして、このつむじによる影響はハネだけに収まらず、パーマの持ちにも影響します。「なぜか全体ではなく片方だけパーマが抜ける…」と感じている人は、つむじによるものかもしれませんよ。
これだけ、つむじは髪の毛のスタイリングを揺るがす、とても厄介な存在なのです!
髪の毛のハネの対処方法5選!
では、実際に髪の毛がはねた時の対処方法を5つ紹介します。つむじによって流れてハネてしまった髪の毛は、根元からクセが付いてしまっていることがほとんどです。
よって、髪の毛の毛先だけに集中して直そうと思っても、なかなか上手く対処することは難しいでしょう。
そこで、時間経過でも髪の毛のハネが気にならないような、根本である根元からはねを直せる方法を紹介します。
どれも簡単に行えることなので、日頃のヘアケアを怠っている人は、自分に出来そうなものから試してみて下さい!
対処法① 髪をヘアードライヤーで乾かしてから寝る
基本中の基本ですが、髪の毛は濡れている時に一番ダメージ受けます。
「ドライヤーで乾かさずに寝てしまう…。」これはヘアケアを語る上では論外です。
濡れた毛髪の表面は水分が蒸発することにより、キューティクルが剥がれ、毛髪内部の栄養素や水分がどんどん外に逃げ出してしまいます。
せっかくお風呂でシャンプーやトリートメントで補修・保護した髪の毛も、濡れたまま放置されるとその補修・保護の意味はまるで無くなってしまうのです。
正直、髪の毛を乾かさずに寝て、翌朝のスタイリングを綺麗に作ろうとしても、まず不可能です。
でも、髪の毛が長い人や時間に追われる人は、ドライヤーを使って乾かすあの時間が、面倒で仕方ないと思っている人も多いですよね?
そんな人達は、今使っているドライヤーを見直してみましょう。ドライヤーに大切なのは、”風量と温度”です!
対処法② 髪の毛を根元から完全に乾かす
新しく買った当初は、風量が強くて乾かし易かったドライヤーでも、「メンテナンス不足で全然乾かない…」何てことになっているのではないですか?
ドライヤーも家電製品だということを忘れてはいけません。冷蔵庫や洗濯機のように、一度壊れてしまったら非常に困るのがドライヤーです。
「壊れたら新しいのを買えば良いから。」という考えの人には関係の無い話かもしれませんが、物を大切にするということは、日常の色々なことにも精通することがあるはず。
ドライヤーは意外と壊れやすく、今まで何本も消費してきた人がほとんどではないでしょうか?ドライヤーは案外コスパの悪い商品なのです。
安いものを使ってはすぐ壊し…を繰り返すくらいなら、この機会に少し高くても機能が優れたものを使用してみましょう!
髪の毛は根元から乾かさないと、翌朝のハネやうねりを引き起こしてしまいます。ドライヤーに必要なスペックはズバリ、”速乾力”です。
私がおすすめするのは、国内の美容室シェアNo.1で、70%以上の美容室で愛用されるドライヤーNobbyです!
他のドライヤーとは、その風量と温度調節が桁違いで、速乾力抜群のドライヤーとなっています!
また、耐久性も高く、長年使っても劣化の少ないことでも有名です。
Nobbyヘアードライヤー、詳しい口コミはこちら。
実際の購入レビューもあります!
対処法③ ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使う
「アウトバストリートメント」とも呼ばれる、洗い流さないタイプのトリートメントを知っていますか?
ドライヤー前に少し付けて乾かすだけで、ドライヤーの熱や、寝て起きた次の日の紫外線から、髪の毛や頭皮を守ってくれる効果があります。
しかもそれだけではなく、髪の毛の補修・保護能力に優れ、ダメージヘアをサラサラで艶のある髪へと導いてくれるのです。
また、オイルタイプの洗い流さないトリートメントを使えば、次の日の髪の毛のハネを極力抑えることが出来ます。
髪の毛は湿気や乾燥によってもパサつき、ハネを生み出す可能性があるので、洗い流さないトリートメントを使った対策も鉄板のヘアケアだと言えます!
しかし、洗い流さないトリートメントにも使用上の注意があり、特に頭皮に付けるのは後々のヘアトラブルにも繋がるので危険です。正しい使用方法で使用しましょう。
私も愛用する、人気ブランド「ケラスターゼ」の一番人気商品が、オイルタイプの洗い流さないトリートメント「NU ソワン オレオ リラックス」です。
※正規販売店でも度々売り切れが発生してます。
また、近年メーカー認証正規販売店ではないお店での購入によって、偽造品・模倣品の被害が増えています。正規販売店以外からの注文にはくれぐれも注意して下さい。
ポイント💡「NU ソワン オレオ リラックス」は、乾燥やクセによってまとまりにくい髪を、なめらかで艶のある髪へと仕上げてくれます。
冬場の乾燥する季節は特に重宝しちゃいますよ!
毎日のドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使い、髪の毛のハネとは1日中おさらばしましょう!
対処法④ ヘアーアイロンを使ってクセを付ける
この対処法は、多くの女性が経験済みなのではないでしょうか?
アイロンは、毎日の時間の無い中のスタイリングには非常に心強い味方で、”挟んで引っ張るだけ”で髪の毛のクセが直せる(作れる)ので、常に重宝しちゃいますよね!
寝ぐせやハネ直しにも有効的なアイロン。使用した時はしっかりとクセが付いているように思えても、時間が経つと髪全体が広がってしまうことも多いはず。
その原因は、アイロンの熱と使用方法にあります。
アイロンの温度は、現在市販で販売されているものでも、180℃くらいまでは上げられるものがほとんどです。
高温でスタイリングした方が早くキマるし、時短も出来て楽ですよね。
しかし、アイロンは高温であればあるほど、髪の毛を傷めつけることに繋がってしまいます。基本は、120℃までに抑えるべきなのです。
また、高温であることよりも、アイロンを長時間当てることの方がダメージは大きくなります。
ポイント💡ではどうしたら良いのかと言うと、一度150~180℃くらいまで温度を上げて、自分の髪の毛が一番キマりやすい温度を見つけてみて下さい。
そのちょうど良い温度を、3秒以上は当てないように注意しながらアイロンを当てていきましょう。こうすることで、ダメージの少ないアイロンが出来ます。
更に詳しいヘアーアイロンの使用方法についてはこちら。
ドライヤー前と同じように、アイロン前に洗い流さないトリートメントを使うのもおすすめです!
対処法⑤ 髪の毛を全部濡らす
何と言ってもこれが一番簡単な方法ですね!髪の毛だけ全部濡らしてしまうか、一度シャワーを浴びてしまえば、完全にハネを無くすことが出来ます。
しかし、この方法は簡単でありながら、その後にドライヤーでの乾かす時間もプラスされるので、時間の無い時には行えない方法です。
また、毛先だけを直したい場合は、部分的に濡らしてハネを抑える方法もありますが、これを行う場合には注意点があります。
髪の毛のハネは根元からクセが付いている為、毛先だけ濡らしても意味がないということです。
毛先だけハネているように見えても、実は根元から髪の毛ははねているのです!
髪の毛の根元を濡らすなら、100均でも買えるスプレーボトルに水を入れて吹きかけるのがやりやすくておすすめです。でも、同時にその水にも注目して下さい。
普段何気なく使っている水道水は、私達の髪の毛を気付かないところで傷めつけています。出来れば、スプレーボトルには”精製水”を入れて使用しましょう。
そして、朝にシャワーを浴びる際は、シャンプーを使わないようにして下さいね。寝てる間に次の日の頭皮を守る為に分泌された皮脂は、落とし過ぎると髪トラブルの要因ともなります。
まとめ
今回は、毎朝しっかりとスタイリングをしたのに、気分屋のように登場する髪の毛のハネの対処法を5つ紹介しました。
ある程度のヘアケア商品を揃えている人にとっては、今までの使用法を少し変えるだけなので簡単ですよね?
反対に、まだヘアケア商品を全然持っていない人にとっては、少し大変な部分もあるかもしれません。
(簡単方法とか言ってすいません…。)
しかし、コストを抑えていては何事も得られるものが得られなくなってしまいます。
どうしても自己流のヘアケアだけでは限界がある為、人気でちゃんと効果も保証されたものには出し惜しみしないようにしましょう。
また、ドライヤーの部分でも触れましたが、髪の毛を濡らしたまま自然乾燥で乾かすのは絶対に止めて下さいね!雑菌が繁殖し、嫌な臭いやフケなどのトラブルを引き起こしてしまいますので。
最後までお読みいただきありがとうございます。効果的なヘアケア方法で、髪の毛のハネとの縁を切ってしまいましょう!