「何だか最近髪にハリやコシがなくなってきた…。」なんて感じていませんか?
何気なく感じてしまう髪のハリやコシについて、どこまで知っていますか?
何となくなイメージだけしか分からない人がほとんどですよね。実際私もそうでした。
男性はあまり気にしないと思いますが、髪の長い女性にとってハリやコシが無いのは、大きな問題です。
ですが、自分の髪にハリやコシが無くなってきたと感じている人も、”本当はハリやコシ以外が弱まっていた…”なんてことにならない為にも、しっかりとハリやコシについて知っておきましょう。
そこで今回は、髪のハリやコシについて説明します。ハリコシのある髪のメリット・デメリット、その髪を取り戻す方法まで紹介します!
髪のハリやコシとは
まず髪の「ハリ」とは、髪の毛を引っ張った時の強度を示します。
髪のハリが強いほど、引っ張られても抜けない強い髪であると言えますね。
”髪にハリがある。”とは髪1本1本の密度が高く、太くてたくましい髪の毛が多く生えてる状態のことです。ハリが無ければ髪は少し引っ張っただけで、抜けたり切れたりしてしまいます。
「最近髪にハリが無くなってきた…。」と感じている人は、抜け毛や薄毛の兆候かもしれません。ハリは枝毛や切れ毛にも関係してくるので、早めの対応が望まれます。
次に髪の「コシ」とは、髪の弾力性を指します。
髪の毛1本を折った時に、ちゃんと元に戻ればコシがあるということになります。
髪にコシがあると、何かしらの外的ダメージを受けてもペチャンコにならずに、元の形を保とうとすので、スタイリングも崩れにくくなるのです。
人間の体も、疲れていたら動きが悪くなって機敏に動けないですよね?髪もそれは同じで、コシが無いと髪に元気がない証拠で、髪の内部がスカスカになっている可能性があります。
ポイント💡髪のハリとコシはセットで使われることが多いですよね?
その原因には、ハリだけあっても髪のボリューム感は出ない、逆にコシだけあっても同じくボリューム感は出ない、という関係があるからなのです。
美髪を目指すなら、ハリとコシどちらも手に入れるのがマストと言えるでしょう。
ハリコシのある髪のデメリット
ハリコシのある髪って、メリットだらけだと思いますよね?ですが考えてみて下さい。女性も10代や20代の頃は、自分の髪質が嫌になる時期があったはずです。
基本的に、10代・20代の女性の髪の毛は、まだまだ丈夫で太い髪の毛の人がほとんどです。
しかし、思春期を過ぎた頃から自分好みのスタイリングをしたいと感じ、そのやりたいスタイリングに自分の髪質が邪魔をすると、自分の髪が嫌いになるのです。
今となっては「あーそんなこともしてたな。」と思うくらいでしょうが、その頃の髪の毛は今と比べて、ハリやコシが十分に備わっていたんじゃありませんか?
ポイント💡加齢と共に髪や頭皮環境も変わり、女性の場合は出産や子育てなどでも、ころころとホルモンバランスが変化します。
体の栄養素を色々なものに使わなければいけなくなるので、髪や頭皮の栄養素不足となってしまうことが多々あるのです。
ここまで話せば分かると思いますが、”ハリやコシがある”とは若い頃のように髪の毛も元気であるということです。
元気であるということは、すなわち健康であるとも言えます。
しかし、元気があり過ぎると手に負えない子供と一緒で、ハリやコシが強いとパーマやヘアーアイロンでのクセがつきにくい、といったデメリットがあります。
ハリコシも、あり過ぎると問題ということですね。
ハリコシのある髪のメリット
”ハリコシはあり過ぎると問題。”と話ましたが、若い頃は良くても年齢と共にハリコシは減少していくので、あり過ぎることにはほぼならないと言って良いでしょう。
でも、「実際にハリコシのせいでパーマやヘアーアイロンが上手くいかない。」と悩んでいる人がいることも事実です。
何事も適度が良いということですね。
ポイント💡髪にハリコシがあると、1本1本が太く頑丈で、引っ張っても抜けにくく、切れにくいです。髪の毛それぞれがしっかりと主張することで、髪全体にボリューム感が出ます。
ハリコシが無い、細いふにゃふにゃな髪の毛と比べると、スタイリングに手間は掛かりますが、それだけ仕上がりにも差が出ます。
細い髪はクセがつけやすいというメリットがありますが、それだけです。髪は傷みやすく、簡単に抜けたり裂けたりしてしまうので、将来の薄毛や抜け毛にも繋がります。
ハリコシのある髪の一番のメリットはやはり、髪が綺麗で美しく見えるということですね!
同時に、髪や頭皮トラブルが少なく、自分にとっても扱いやすい髪の毛であるとも言えます。
簡単なトラブルでは崩れにくい髪の持ち主こそ、ハリコシのある髪を備えた人です。
髪のハリコシが無くなる原因
髪のハリコシが無くなる原因で、一番最初に思いつくのが老朽化によるものですよね?
その他にも、髪の毛の主成分であるタンパク質の摂取不足、睡眠不足や間違ったヘアケア方法などが挙げられます。
加齢によるものは起こってしまうのは仕方がない部分がありますが、その他は毎日のケアによって防ぐことが可能です。
もちろん、加齢によるものも対策は出来ます。
髪や頭皮は、体の血行不良や栄養不足によってハリやコシを失い、元気を無くしてしまいます。一度ハリやコシを無くした髪は、元に戻すのが大変です。
原因がはっきりしていれば良いのですが、「何が原因か分からない…。」という人も少なくないでしょう。
「健康は体の中から。」です。人間は食べたものが外見に事細かに表れてしまいます。体内の元気は髪の元気と直接リンクしています。
また、キューティクルのケアを怠っていると、髪のハリコシはなくなってしまいます。キューティクルはしっかりと閉じた状態で外をコーティングしてこそ、ハリコシは生まれます。
生活習慣・ヘアケアの乱れが、ハリコシを失う要因となるんですね。
ハリコシのある元気な髪を取り戻す方法!
「ハリコシが無くなって、直すのも大変だからハリコシは諦めよう…。」と諦めないで下さい!
体内環境はもちろんですが、ヘアケア方法を見直すことによってもハリコシは取り戻せます。
顔の肌と同じで、髪も乾燥するとキューティクルが剥がれて、パサつきを生み出します。キューティクルが剥がれると、せっかく補給した栄養素が外に逃げ出してしまうのです。
髪の根元からパサついている場合、髪の水分も一緒に外に逃げ出し、水分不足になっていることが考えられます。この場合は、シャンプーやトリートメントを考え直す良い機会です。
シャンプーやトリートメントにも種類があり、特に乾燥した髪に対して使うなら、保湿成分がたっぷり入ったものを使用するのが良いでしょう。
シャンプーとトリートメントでしっかりと栄養素の補給をしたら、ドライヤーでしっかりと根元から乾かすのも忘れないようにして下さい。ドライヤーは風量で選びましょう。
ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使うのもおすすめです。
洗い流さないトリートメントは、ドライヤーの熱や紫外線から髪を守る効果があります。
同時に、寝て起きてからもトリートメントによるバリア機能は続くため、日中の乾燥や紫外線から髪をガードし、1日中潤いを届けてくれます。
この他にも、育毛剤を使用したり頭皮マッサージを実践することで、髪のハリコシを取り戻すことが出来ます!
他の記事でも紹介しているので、詳しくは下のサイト内検索をご利用ください。
まとめ
老化によって引き起こされるハリやコシの減退は、誰にでも起こりうることです。それが早いか遅いか、程度が大きいか小さいかは、日々のケアによって変わります。
髪の艶と合わせて、ハリコシをいつまでも持ち続けることが出来るよう、自分に出来るヘアケアから行ってみて下さい。絶対に諦めてしまってはいけませんよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。ハリコシを手に入れて美髪になりましょう!