「アホ毛」という言葉を聞いたことがありますか?アホ毛とは20世紀後半から美容部門で使われている若者言葉の一種です。
元々ある言葉の「あほ」と「毛」を混ぜたもので、髪の毛から数本程度、本来の方向とは違う方向に跳ねてしまっている髪の毛のことを指します。
2次元でのあほ毛なら可愛いで済まされるかもしれませんが、現実だとそうもいきません。そこで今回は、あほ毛の原因・対策について説明します。
陰で「ダサい!」と言われない為にも、自分の髪の毛を見つめ直してみましょう!
あほ毛は恥ずかしい
毎日のスタイリングで髪をセットしても、”ピン!”と1本だけ髪がハネていると、それだけでイメージダウンしてしまいますよね?
アホ毛はその名前からしても、誰かに指摘されたら恥ずかしいですし、言葉は悪いですが少しバカっぽくも思われてしまいます。
年齢の高い人が聞くと何だか良く分からない言葉だとは思いますが、若者に「あの人アホ毛立ってる!」なんて言われない為にも、アホ毛については知っておくべきです。
アホ毛は、最近のアニメキャラクターに代表される、頭の上に1本だけ立っている髪の毛のことです。
アニメキャラクターであれば、そのキャラクターの個性として表現出来ますが、実際の人間がそれを行ってしまうと変に目立ってしまい、逆効果の個性に繋がってしまいます。
恥ずかしい思いをしない為にも、アホ毛の対策について知っておきましょう!
アホ毛の種類と原因
アホ毛には2種類あるとされています。
・1つ目は、生え始めからクセが付いてしまいアホ毛になってしまった髪の毛。
・2つ目は、元々生えていた髪の毛が、切ったことによって組織の変化が起こりアホ毛になってしまった髪の毛。
どちらも濡らしてから必死にドライヤーで抑えるか、整髪料を使うぐらいしか対処法が無い為、時間の無い朝などに発見してしまうと直すのにすごい時間を費やしてしまいますよね?
1、2本であれば遠目からでは分かりにくいですが、数本が束になってしまうと、とても目立ってしまいます。
新しく生えた髪の毛がアホ毛になってしまっている場合は、髪のヘアサイクルの乱れや生活習慣の偏りが原因として考えられます。
また、元々生えていた髪の毛がアホ毛になってしまった原因として考えられるのは、頭皮環境の変化です。
頭皮の毛穴の詰まりによって、シャンプやートリートメントの栄養成分が毛穴の奥まで行き届かないと、髪の毛に元気が無くなり途中で切れ毛となって切れてしまうことがあります。
「じゃあ、シャンプーで今までよりもしっかり洗えばいいじゃないか。」と思うかもしれませんが、そうではありません。
頭皮に分泌される皮脂は、髪や頭皮に汚れを生み出す元凶ですが、返って皮脂を取りすぎてしまうと頭皮を守ってくれなくなり、髪トラブルに繋がってしまうのです。
シャンプーで汚れを落とすことは重要ですが、過剰に洗い流さないように注意して下さい。
アホ毛の原因は様々で、日頃の食生活の偏りやホルモンバランスの乱れ、睡眠不足やストレスの蓄積によってもアホ毛は発生してしまいます。
主に生活習慣に関わることが多いので、アホ毛が直らない人は今の生活を見つめ直してみて下さい。
アホ毛を落ち着かせる方法
まずアホ毛のメカニズムを考えてみると、その発端となるのがコルテックスと呼ばれる髪の中心部の変形であると考えられます。
ポイント💡髪の表面にあるキューティクルが、いくらダメージの少ない綺麗な状態であっても、その中にある芯の部分のコルテックスが整っていないと髪が曲がってしまいます。
一端アホ毛になってしまった髪の毛は、他の髪の毛よりも紫外線を多く受け、深刻な状態になってしまっているのです。
アホ毛になって長い期間が経っている髪の毛は、修復が難しい為、一番手っ取り早いのはやはり切ってしまうことです。
アホ毛をカットしたら、その後のケアをしっかり行いましょう。アホ毛が生えていた毛穴の部分を中心的に、汚れを十分に落とすようにして下さい。
毛穴に汚れが詰まっていると次に伸びる髪の毛も真っ直ぐに伸びず、またアホ毛を作ってしまうことになります。
コルテックスを他の髪の毛と同じような状態にするには、シャンプー選びが大切です!
髪や頭皮がほとんどアミノ酸で構成されているのを知っていますか?
そのアミノ酸で洗浄をすることによって、栄養の不足した髪を艶のある髪に仕上げてくれくれるのです。
アホ毛になってしまった髪は、髪の内部からのケアが大事なので、髪の主成分であるタンパク質を積極的に摂取することが必要になりますよ。
また、コルテックスの水分量によっても髪の安定感が変わってきます。
日頃のシャンプーによって髪をしっかりと保湿しつつ、コルテックスの強度を高めていきましょう!
アミノ酸系シャンプーでありながら、独自の技術である”デュアルリペア”によって、髪を美容液を抱えたような状態に導くシャンプーがこちら!
アホ毛の回避方法
毎日朝になって、「またここの髪の毛がアホ毛になってる!」と気付くことが多いですよね?その原因には、寝ている時の姿勢や枕が関係しているかもしれません。
髪は寝ている時に、枕との摩擦によってもダメージを受けてしまいます。
日頃、髪が濡れたままで寝てしまっていることありませんか?
髪が濡れたままの状態だと髪の毛同士がくっ付き合ったままなので、乾いている時よりも摩擦の大きさは大きくなります。
アホ毛を作りたくない人は、寝る前は必ず根元から髪全体を乾かして、枕を摩擦の少ないものに変えてみて下さい。
肌と同様、冬でも紫外線によって髪や頭皮は日々ダメージを受けています。今では紫外線防止用のスプレーが販売されていたりもしますが、冬でも紫外線対策は怠らないようにしましょう!
日中のダメージから髪や頭皮を守って、アホ毛を発生させないようにしましょうね!
まとめ
アホ毛は人に言われてから気付くことも多いです。人に指摘されてから恥ずかしい思いをしないためにも、日々自分の髪や頭皮の状態を観察して、トラブルの少ない髪を目指しましょう!
お肌と同じように、髪や頭皮もとてもデリケートな部分です。
後ろ髪を見ただけでも二度見してしまうような、そんな美髪を目標にしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。アホ毛なんて名前を付けられないよう、正しいヘアケアを行って下さいね!